8-1デコモードの開始と終了
カレンダーをデコレーションするときは、ブラシのボタンをタップしてデコモードに入ります。ふだんのカレンダー画面は表示モードです。表示モードでは日付をタップして予定を見て、デコモードではシールを貼って動かします。デコレーションは Pro の機能です。
カレンダーを月表示で開きます。デコモードには月表示でだけ入れます。
画面のブラシのボタンをタップ(Mac ではクリック)します。
画面の上のほうに「デコモードです」と「シールを選んで、貼る場所をタップします」が見え、デコレーションのツールバーが出ます。
デコレーションが終わったら、「完了」をタップ(Mac ではクリック)するか、ブラシのボタンをもう一度タップします。表示モードに戻ります。
デコレーションした内容がほかの端末に反映される仕組みは、「12章 同期・通知」で説明します。
デコレーションのツールバーには次のものがあります。iPad の横向きの画面と Mac では、デコレーションのあいだ右の欄がデコレーションのツールに変わります。
表が画面より広いときは、左右にスワイプすると全体を見られます。
| ツール | すること | 扱う節 |
|---|---|---|
| ふせん | 文字を書いたふせんを貼ります。 | 8-4 ふせん |
| シール | シールの引き出しを開きます。 | 8-2 シールを貼る・探す |
| 写真 | 写真ライブラリの写真を貼ります。 | 8-5 写真・手描き |
| Apple Pencil で描く | Apple Pencil で描きます。iPad にだけあります。 | 8-5 写真・手描き |
| お気に入り・最近の行 | お気に入りにしたシール、最近貼ったシールが先に集まります。まだ何も貼っていなければ、基本の絵文字が置かれています。 | 8-2 |
ブラシのボタン
ブラシのボタンは月表示の画面に浮かんでいます。ブラシのボタンをドラッグすると好きな位置に動かせ、動かした位置は次もそのままです。
ブラシのボタンをタップしたときに起きることは、状況によって違います。
表が画面より広いときは、左右にスワイプすると全体を見られます。
| 状況 | ブラシのボタンをタップすると |
|---|---|
| Pro で、デコレーションできるカレンダー | デコモードに入ります。 |
| Pro ではない | 鍵の付いたブラシが見え、タップすると購入画面が開きます(「17章 無料と Pro」の「17-1 無料で使えるもの / Pro で使えるもの」)。 |
| いっしょに飾るカレンダーで「飾るのは自分だけ」がオンになっていて、自分が参加者 | 鍵の付いたブラシが見え、タップすると「このカレンダーを飾れるのは作った人だけです。予定とやることはこれまでどおり追加・編集できます。」が見えます。 |
| 「見るだけ」で参加したカレンダー | ブラシのボタンがありません。 |
いっしょに飾るカレンダーでは、デコレーションする人それぞれに自分の Pro が必要です。だれがデコレーションできるかは、「7章 いっしょに使う」の「7-5 だれが何をできるか」で説明します。
表示モードとデコモードのジェスチャー
表が画面より広いときは、左右にスワイプすると全体を見られます。
| ジェスチャー | 表示モード | デコモード |
|---|---|---|
| 日付のマスをタップ | その日付のシートが開きます。 | 「貼るシールかふせんを先に選んでください」が見えます。シールを選んだあとなら、その位置に貼られます。 |
| 貼ったふせんをタップ | 「ふせん」のウインドウが開き、ふせんを最後まで読めます。 | ふせんが選ばれます。 |
| 貼ったシールをタップ | 下の日付のマスをタップしたのと同じです。 | シールが選ばれ、操作バーが出ます。 |
| 選んだシールをドラッグ | シールが動きます。 | |
| 空いているところや選んでいないシールの上でドラッグ | ページがスクロールします。 | |
| 横にスワイプ | ほかの月に移ります。 | 月はめくれません。 |
| 二本指でピンチイン・ピンチアウト | iPhone: ピンチインで年表示に、ピンチアウトで指の下の日付のシートが開きます。iPad・Mac: ページが拡大します。 | 選んだシールの上ではそのシールのサイズが変わり、それ以外ではページが1倍から3倍まで拡大します。 |
デコレーションの途中でページを拡大すると、画面の上のほうに「2倍 · 元のサイズに」のように今の倍率を書いたチップが出ます。チップをタップすると元のサイズに戻ります。デコモードを新しく開くと、いつも元のサイズから始まります。iPhone ではじめてデコモードに入ると、「二本指で広げると3倍まで拡大できます。拡大したままドラッグして動かせます。」が一度見えます。
8-2シールを貼る・探す
シールは、デコレーションのツールバーのシールのボタンで開くシールの引き出しから選びます。
デコモードでシールのボタンをタップ(Mac ではクリック)します。シールの引き出しが開きます。
引き出しでシールをタップ(Mac ではクリック)します。引き出しが閉じ、「貼る場所をタップしてください」と「カレンダーでも MEMO でも、置きたい場所をタップします」が見えます。
カレンダーか MEMO 欄で、貼る場所をタップ(Mac ではクリック)します。シールがその位置に置かれます。
貼るのをやめるときは、案内のバーの「キャンセル」をタップします。選んだシールだけが取り消され、デコモードはそのままです。
シールの引き出しのタブ
引き出しの上のほうのタブをタップして、シールの種類を変えます。
表が画面より広いときは、左右にスワイプすると全体を見られます。
| タブ | 入っているもの |
|---|---|
| 「自分のシール」 | 自分の写真で作ったシール(8-3 マイ写真シール) |
| 「絵文字」 | 端末の絵文字すべて。肌の色がある絵文字は、長押ししてトーンを選びます。 |
| 「オリジナル」 | Calliary が描いたシール。テーマ別のまとまりに分かれ、先頭の「すべて」をタップすると、すべてのまとまりが一つの画面に広がります。 |
| 「絵文字シール」 | 絵文字を絵で描いたシール |
| 「フレーム」 | 真ん中が空いていて、日付を囲む枠のシール |
お気に入りにしたシールや最近貼ったシールがあると、引き出しの上のほうに「お気に入り」と「最近使った」の行ができます。シールを長押しするとお気に入りに入り、もう一度長押しすると外れます。
「白フチ」をオンにすると、そのタブのシールが白フチ付きで貼られます。説明は「オンにすると、貼るシールに白フチが付きます。」です。スイッチは「絵文字」・「オリジナル」・「絵文字シール」・「フレーム」のタブごとに別にあり、すでに貼ったシールのフチは変わりません。「自分のシール」はいつも白フチ付きで貼られるので、スイッチがありません。
「世界のお祭り」
「オリジナル」タブの「世界のお祭り」のまとまりには、22の文化圏の行事のシールが集まっています。まとまりの中は、「韓国の行事」、「日本の行事」、「クリスマス」、「ハロウィン」のように文化別の小見出しに分かれています。端末の地域や言語に合う文化が先頭に来て、「クリスマス」と「ハロウィン」がその次に来ます。残りは名前順です。
名前で探す
引き出しのいちばん上の「シールを検索」欄に名前を書くと、合うシールがその場で出ます。「バス」、「マカロン」のように、シールの名前やまとまりの名前で探します。
- App の画面の言語の単語と、英語の単語で探します。韓国語で使う App では、「고양이」と「cat」が同じシールを見つけます。
- 単語の前の部分だけを書いても探せます。「고양」でねこのシールが見つかり、ハングルを入力している途中の「고야」でも検索が始まります。
- 単語の途中の文字では探しません。「양이」ではねこのシールは見つかりません。
- 単語をスペースで区切って二つ書くと、両方の単語を持つシールだけが出ます。
- 絵文字を書いても探せます。🐱を書くと、その絵文字とねこのシールがいっしょに出ます。
- 日本語で使う App では、「ねこ」、「ネコ」、「猫」が同じ結果になります。
見つかった結果は、「自分のシール」、絵文字、Calliary のシールの順に見えます。「自分のシール」は、作るときに付けた名前にその文字が入っていれば出ます。合うシールがなければ「シールが見つかりません」と「別の名前やタグで探してみてください。」が見えます。書いた文字を消すときは、欄の端の消去ボタンをタップします。
8-3マイ写真シール
自分の写真から人や物を切り抜いて、シールを作ります。作ったシールはシールの引き出しの「自分のシール」タブに集まり、どの月にも何度でも貼れます。マイ写真シールは Pro のデコレーションに含まれます。
デコモードでシールのボタンをタップして、シールの引き出しを開きます。
「自分のシール」タブをタップします。いちばん上に「自分だけのシールを作る」が見えます。
「画像を追加」をタップ(Mac ではクリック)します。まだ作ったシールがないときは、「切り抜きシールを作る」をタップします。
写真を選びます。「切り抜きシール」の画面が開きます。
「シールの種類」で形を選びます。
「名前」欄にシールの名前を書きます。この名前でシールを探します。
「追加」をタップします。シールが「自分のシール」タブに入ります。
表が画面より広いときは、左右にスワイプすると全体を見られます。
| 「シールの種類」 | 説明 |
|---|---|
| 「切り抜き」 | 「被写体だけを切り抜いて、白フチで囲みます。」 |
| 「背景透過」 | 「被写体だけを残して、背景を透明にします。」 |
| 「白フチ写真」 | 「写真を切らずに、まわりに白フチをつけます。」 |
写真から切り抜く人や物が見つからないときは、「切り抜く被写体が見つかりませんでした。元の写真で作ります。」が見え、「白フチ写真」の形で作られます。読み込めない写真のときは、「この写真は読み込めません。別の写真を選んでください。」が見えます。
名前の変更と削除
「自分のシール」タブの下には、「12 / 60枚・長押しで名前変更・削除」のように、作った数と上限が見えます。シールは60枚まで作れます。
「自分のシール」タブでシールを長押しします。
「名前を変更」か「削除」をタップ(Mac ではクリック)します。
削除するときは、「このシールを削除しますか?」の画面で「削除」をタップ(Mac ではクリック)します。
「自分のシール」タブから削除しても、「カレンダーに貼ったシールはそのまま残ります。」
8-4ふせん
ふせんは、文字を書いてカレンダーや MEMO 欄に貼る紙です。
ふせんを貼る
デコモードでふせんのボタンをタップ(Mac ではクリック)します。「ふせんを追加」のウインドウが開きます。
上のプレビューカードをタップして文字を書きます(「カードをタップして直接書けます。」)。
下の項目を決めます。
「完了」をタップ(Mac ではクリック)します。「貼る場所をタップしてください」が見えます。
カレンダーか MEMO 欄で、貼る場所をタップ(Mac ではクリック)します。
表が画面より広いときは、左右にスワイプすると全体を見られます。
| 項目 | 選ぶもの |
|---|---|
| 「種類」 | 「四角ふせん」または「フラッグ」 |
| 「色」 | ミント・ピンク・ラベンダー・クリーム・バターイエロー・ベビーブルーのどれか、または「自分で色を選ぶ」 |
| 「サイズ」 | 2つの「あ」の間にあるバーをドラッグして、ふせんの文字の大きさを変えます。 |
| 「フォント」 | ふせんのフォント(無料のフォントと Pro のフォントは「17章 無料と Pro」の「17-1 無料で使えるもの / Pro で使えるもの」) |
| 「カウントダウン」 | 「日数を数える」をオンにして「数える日」を選ぶと、ふせんに D-day がいっしょに書かれます。「今日の時点」の行で、今どう見えるかを確かめます。「過去の日付は経過日数を、これからの日付は残り日数を数えます。」 |
iPhone でふせんを書いているあいだは、色とフォントの行がキーボードのすぐ上にいっしょに見えます。
ふせんを読む
表示モードで貼ったふせんをタップすると、「ふせん」のウインドウが開き、ふせんを最後まで読めます。「閉じる」をタップすると閉じます。日付を開くと、シートの「シール・ふせん」欄にその日付に貼ったシールとふせんが見え、ふせんの行をタップしても同じ「ふせん」のウインドウが開きます。
ふせんを編集する
デコモードでふせんをダブルタップ(Mac ではダブルクリック)するか、ふせんをタップ(Mac ではクリック)して選んでから操作バーの編集ボタンをタップします。
「ふせんを編集」のウインドウで、文字と項目を直します。
「完了」をタップします。
8-5写真・手描き
写真を貼る
デコモードで写真のボタンをタップします。写真ライブラリが開きます。
貼る写真を選びます。「貼る場所をタップしてください」が見えます。
カレンダーか MEMO 欄で、貼る場所をタップします。
貼った写真は、シールと同じように選んで動かし、サイズを変え、削除します(8-6)。写真を切り抜いてシールにするときは、8-3 マイ写真シールに従います。
Apple Pencil で描く (iPad)
iPad では、Apple Pencil でカレンダーと MEMO 欄に絵を描きます。描いた絵は iPhone と Mac でも見えますが、描くのは iPad でだけです。
デコモードで Apple Pencil で描くボタンをタップします。
画面の上のほうに「手書きモードです」と「完了をタップすると予定の表示に戻ります」が見え、ペンのツールパレットが出ます。
ペンを選んで、Apple Pencil で描きます。一つの線がカレンダーと MEMO 欄にまたがってつながってもかまいません。
シールをまた貼るときは、「シールに戻る」をタップします。
描き終わったら「完了」をタップします。表示モードに戻ります。
シールを貼っている途中で Apple Pencil の先が画面に触れると、そのまま手描きに切り替わります。
8-6選択・移動・サイズ・削除と元に戻す
貼ったシール・ふせん・写真は、デコモードで選んでから扱います。
デコモードで貼ったものをタップ(Mac ではクリック)します。選ばれたもののまわりに枠とハンドルができ、操作バーが出ます。
選ばれたものをドラッグして動かします。
ハンドルをドラッグすると、サイズと角度がいっしょに変わります。iPhone・iPad では、選ばれたものの上で二本指でピンチアウト・ピンチインしてもサイズが変わります。
空いているところをタップ(Mac ではクリック)すると、選択が外れます。
操作バーのボタンは次のとおりです。バーは選ばれたもののすぐ下か上に出て、拡大した画面でも同じ大きさで画面の中に見えます。
表が画面より広いときは、左右にスワイプすると全体を見られます。
| ボタン | すること |
|---|---|
| 編集 | ふせんを編集します。ふせんを選んだときだけ先頭にあります。 |
| 「複製」 | 同じものをもう一つ作ります。 |
| 「削除」 | 削除します。 |
| 「後ろへ」 | ほかのデコレーションの後ろに送ります。 |
| 「前へ」 | ほかのデコレーションの前に持ってきます。 |
削除したものを元に戻す
シール・ふせん・写真を削除すると、画面の下に「シールを削除しました」、「ふせんを削除しました」、「写真を削除しました」のどれかと「元に戻す」が5秒間出ます。「元に戻す」をタップ(Mac ではクリック)すると、削除したものが同じ位置に戻ります。
- 元に戻せるのは、最後に削除した一つです。新しく削除すると通知が変わり、5秒がまた始まります。
- VoiceOver やスイッチコントロールをオンにしていると、通知が60秒間出ます。
- そのあいだにその場所をデコレーションできなくなったときは、「元に戻せませんでした。いまはここを飾れません。」が見えます。カレンダーや日記がなくなったときは、「元に戻せませんでした。そのカレンダーはもうありません。」か「元に戻せませんでした。その日記はもうありません。」が見えます。
デコモードをもう一度開くと、何も選ばれていない状態で始まります。
8-7MEMO 欄
月表示のカレンダーの下には、罫線の引かれた MEMO 欄が付いています。カレンダーと MEMO 欄は1枚の紙としてつながっているので、デコレーションするときは2つを区別しません。
- シール・ふせん・写真は、カレンダーの上にも、MEMO 欄の上にも、2つの境目にまたがっても貼れます。貼るときの案内も「カレンダーでも MEMO でも、置きたい場所をタップします」です。
- Apple Pencil で描いた一つの線が、カレンダーから MEMO 欄までつながることがあります。
- MEMO 欄は月ごとに別にあります。今月の MEMO 欄に貼ったものは今月にだけ見えます。
8-8お手本のデコを削除
はじめて開くときの案内でお手本を置くことにしたときは、今月にお手本のシールとふせんが貼られています。お手本のデコレーションは、本物のデコレーションと同じように iCloud に保存され、ほかの端末とウェブでも見えます。
設定 ▸ 「情報」を開きます。
「ヘルプ」のまとまりの「お手本のデコを削除」をタップ(Mac ではクリック)します。
- お手本として置かれたシールとふせんだけが削除されます。
- 同じ iCloud を使う端末なら、どの端末で削除しても、すべての端末とウェブから消えます。
- 「お手本のデコを削除」の行は、お手本のデコレーションが残っているときだけ見えます。
お手本を置くかどうかを選ぶ案内は、「2章 はじめに」の「2-2 はじめて開くとき」で説明します。
